"映画感想"カテゴリーの記事一覧
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そ、そんなのマック・テイラーがぶちギレする!とか思ってたらえらいことになった。蹴りが特に格好よくてドニーさんもちろんすごいんだけどサモ・ハン・キンポーもすごいなキレッキレだな…衰えるとは…?広いコートで、狭い路地で、ぐるんぐるんすごい動きをする殺し屋役ウー・ジンさんがすごい(語彙とは)
イップ・マンの時もそうだったけどサイモン・ヤムさんすらっとしてスーツがよくお似合い。なのに素足のチンピラに割れた破片の上でジャンプしてみろよジャンプ~てヤクザみたいなこと言っててメーター振りきれてるにも程があったおおおお父さん…!悲鳴が喘ぎ声みたいだったお父さん…
ドニーさん、シャツのボタンをもうひとつふたつかけた方がよろしいのでは…?てちょっと心配しながら見てたら、大事なひとと話すシーンではちゃんとひとつかけてたので、自覚はあるんだな…目のやり場に困るので常にシャツは留め気味でお願いしたいです…すげー格好だな…服装規定とかないのかよ…
CSI:NYの家の子なので切羽詰まった登場人物の行動がわりと倫理コードに引っかかるんだけど、ラストカットがあんまり美しいので全部チャラになったSPLです。あとワーさんが俺たちはクズだなってちゃんと言ったあたり。愛するひとを守りきれない哀れな男たち。
監督:ウィルソン・イップ
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近年めっきり姿を見なくなった『走行中のトラック前に飛び出してきたひとにバカヤロー死にてぇのか!て怒鳴ってくれる世にも親切なおっさん』を見た。ウィルソンくんとジュディちゃんの安全がなかなか確保されないからいつまでもハラハラしたよ~頼むよ~
マー刑事とウィルソンがほら頭巾被れよ~とかキャッキャしてるとこ友だちか!仲良しか!てなったぐうかわいかった。みんな待ってるから頑張れよって言うマー刑事にみんなって誰だよお前だけだろ!?て返すウィルソンくん…そこ間違えないんだ…えらい…
のっけからドニーさんスーツで出てきておお新鮮、て思ってたら中盤拳銃使用シーンがあり、終盤ライフルまで出てきてえーイメージにないイメージにない新鮮新鮮!て目に楽しかった。でも何故だろう、ドニーさんは銃持ってる事によって相手にハンデあげてるように見えるのだ…
病院からの追跡シークエンスと、コリン・チョウさんとのラストバトルが圧巻。えげつない回し蹴り。
てゆーかあっこいつマジでやべー奴だ!て顔する、カットイン直後にひとに椅子ぶん投げるコリンチョさんの不気味なこと!
顔にワインかけられてぺちゃぺちゃされるドニーさんが見れるのと、リミットブレイク!て思わず声に出してしまうぶちギレ時が分かりやすいかつ整った顔のひとが容赦なく鼻血ふくのと、暗い部屋で天井から下がってる灯りが揺れてきいきい鳴ってる怖いシーンがあるのでよい映画です。好き。
リアルさにこだわるなら投げ出された子どもが地面に打ち付けられる場面を撮るべきだろうが、しないのだ(検閲かな)
監督:ウィルソン・イップ
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こっちが想定しているよりも4打くらい打拳が多い…
毒を盛られて1度死んでしまいばらばらになった頭をなんとかごまかして働く捜査官シュウさんが寝た子を起こしてしまう話だった。もっと愚鈍に生きられればよいのにシュウさん…お父さんのいる食卓はろくなことがない。
元旦那さんに捨てられてしまった奥さんが、再婚した旦那さん(ドニーさん)がいなくなるのが怖くて旦那さんの服の裾ぎゅっと握って眠ってるの見てぐうぅ…!てなった。わたしにとってこれはアユーの映画だなあ、「前の旦那に去られた」とゆー傷を抱え、いつかジンシーも同じように去るのではと怯えるアユー。ジンシーの過去を知り「このひとは私でなくてもよかったんだ」と絶望したのに、最後には傷を乗り越えて夕食まで戻ってと声をかける。覚悟のにじむアユーのかっこいいことよ。
汗、水しぶき、水草の深い緑、滝の濁流、雨。全編通して夏の暑さとまとわりつくような湿度を感じる。死体を押し流す川の流れ。ほとりで出会う男女。美しい。
監督:ピーター・チャン
音楽:コンフォート・チャン、ピーター・カム
原題:武侠
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虎を放つとはいいえて妙だな~ステータス異常:毒状態の関羽ほんとに手負いの獣みたいだったおっかない!ドニーさんかっこいい!そんな狭い所でそんな長い得物を!?とか鋼と鋼があたる音とかアクション楽しかった対モーニングスター戦も見たかったな~
曹操が関羽のこと好きすぎる的な話を聞いてたので、サロメみたいに関羽の首愛で愛でする曹操だったらどうしよう…正直きらいじゃないけど…てはらはらわくわくしてたんだけどすごくあの手この手で熱心に口説く健全な曹操でした…眼差しが愛してるって言ってる…終盤皇帝と対面した時の「怒ってるけど抑えてる」具合もすごかったえーすごいなーチアンさんすごい顔する。視線が雄弁。
犬マユの家の子なので張遼が出てくるとステキ帽だ!ステキ帽!てなるけど三国志英傑伝 関羽の張遼は別にステキな帽子はかぶっていないのだった。これ三國無双でやった!てなるアツいエピソード。
監督、脚本:フェリックス・チョン、アラン・マック
原題:関雲長
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しょっぱな「旅愁」のメロディを中国語の歌詞で歌ってておやと思ったらあれもともとはアメリカ歌曲なのな知らんかった。
ぱちぱちカット切り替わってぐいんぐいん進んでいくのに変なとこ執拗。チアンさんはお召し替えたくさんで目に楽しいそして最後ちょっと寂しい…。パイレーツオブカリビアンぶりに見たチョウ・ユンファが部下に爪の手入れさせてて女優さん…てなったお久しぶりです…
男女の絡みは微笑ましいとゆーか夫人の肝が座ってるもんでひたすら楽しそうで、三兄と仲良くなる子は張り付いたように微笑みをたやさず悪役さんに相対するようなかっこいい子で、チャンとタン書記のあいぞう渦巻く関係の方がなんとなくロマンチックだった気がするのはわたしの見方があれなんですかね…タン書記は県令職も夫人も横取りされて(自分が言ったセリフ使って妻が「死んで悲しい」演技するチャンを見るときの顔!グォ・ヨウさんすごい顔する)儲けも出なくてトラブルばっかりで全然いつ寝返ってもおかしくないような立ち位置なのに何だかんだ言って最後までチャンに寄り添ってくれたんじゃねえの?いいひとだね?友情かな?裏切る気だったろ!てタン書記を肩パンするチャンかわいすぎか。
監督:チアン・ウェン
音楽:久石譲
原題: 譲子弾飛
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あんまり容易く彼岸と此岸が交わるので、全部すずさんの夢か創作の物語で、スケッチブックを閉じたらはいおわり、て無かったことになればいいのにと見てる間中願ってた。さめない夢の中選び選ばれた場所で生きていくすずさんに圧倒的な悲しさややりきれなさを押し退けてあたたかいものが残る。泣く。
すずさんの絵。海を跳ねる兎、広島の街並み、ゴッホみたいなおどろおどろしい空襲、喪失にともなったいびつな線。兎みたいな絵をずっと描いていくだろうひとだったのに、失ってしまった。頭を撫でてくれる手。さようならと振られた手が残像みたいに焼きついている。
どうなるか知ってるのにどうかそんなひどい事をしないで、その鷺を逃がして、どうか無事に逃がしてあげて、てなってた。あの子もその子も逃がしてあげて、誰にも探させたりしないで。
憲兵さんの話し方がすごい憲兵さんの話し方だ!知らんけど!てなった謎の説得力だったってゆーか、全編通して説得力がすごい。こんな風だったんだろうな、戦争ですら日常に溶けていった。あの時代をミクロに追体験する。
監督、脚本:片渕須直
音楽:コトリンゴ
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行ってきました~TRIGUNを好きな人しかいないすごい空間笑。笑い声も拍手も盛大であたたかくて、いいイベントだな~と思いました。数列前の席に内藤先生が座っていたりして笑った近~い(でも帰りの電車で西村監督と作画の吉松さんと池袋あたりまで同じ車両だった不思議体験だった打ち上げとかねぇんだ?笑)
イベント中はツイッターOKだったので、詳細なレポはよそで読むとして、
・上映前の前説が小野坂さん(サービスいい~と思ったらこのイベの言いだしっぺだったのですね)
「皆さんは終わるのが23時すぎるってわかってるんですか?悪い子ですね~繁華街まで来ちゃって~」
・牧師が食べてるのは焼きそばパン(同じこと思ったwww)、ミリィが食べてるのは焼うどん。
・「小野坂さんは台本を読んでやベぇ俺死んだ!と思ったそうですが、ヴァッシュもあのシーンでは死を意識したと思いますか?」
「そりゃ死は覚悟したでしょう。ただここで俺がどうにかなったら、誰がうちの兄を止めるんだと…」
ここでナイヴズの話題!?(思わず大フォント)
うちの兄、て小野坂さ!
・プレゼント抽選は半券に記載された席番を皆さんが読み上げてくれたのですが、速水さんが字がちっちゃくて読めなくって、
小「読みましょうか?」
速「うん読んで」
てやり取りをしていた笑。グラサンしてっからだよ速水さん笑!
・映画化の話が出ただけで2年近く動きがなかったそうで、雪野さんと速水さんはBLEACHの収録現場で小野坂さんに「映画ってもうとっちゃった?」「(キャスト)別のひとになっちゃったのかなあ~」とか聞いていたそうです笑。夜いっつぁんと藍染と平子が仲良くしている!
・先生が一生懸命笑いを取ろうとゆーか、観客を笑わせようとしていて(気ぃ使わんでよろしいですよ!)それを小野坂さんがツッコミで助けていました。監督はなんかゆらゆらしてた~マイクが遠いです!しっかり持って!吉松さんはマイペースというか、気負いなくにこにこしていらした。
楽しかった!もっと密度の濃い空間でしたがほんとひとのレポで満足です私が書かなくてもツイートがたくさんだぜ!ツイッターてそうか~こーゆーツールか(今更)
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結論:もう一回観に行きます
序盤こそ「ヴァッシュおま、キッカケへたくそか!」て苦笑していたけれど、酒場のシーンあたりからどんどん楽しくなってきました。ひどい、がっかりだ、て思うところがなかったのでもう満足ですどうもありがとうございます。
・ヴァッシュがすごくかわいい美人でびっくり。TV放送の時もあんなんだっけ?
・あー、「600億$$の賞金首」てワードを久しぶりに聞いたー
・ヒロインが「何あんた!」て立ち位置な分牧師が台風に優しくって笑った笑った
・殴りこみ時のグラサンにまた笑った笑った!
・定番ネタ盛り沢山くすくす
・阿呆ネタ盛り沢山ぷーくすくす
・砂漠のカッとましろい日差し、カメラぐわんとなった時の空の黒いほどの青さ
・今堀恒雄ー!
観客席:面白シーンで容赦なく笑い声、上映終了後は弾かれたように拍手がおこって、ああここにいる人たちみんなTRIGUNが好きなんだなーて感じて何だか幸福でした。地球に生まれて良かった笑。
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上映後、小野坂昌也さん、速水奨さん、坂本真綾さん、西村聡監督、内藤泰弘先生の舞台挨拶がありました~進行は文化放送の吉田涙子さんだった。
うろ覚えメモ~
・小野坂さんの、音声の監督さん?に収録のっけから「きみは12年前と同じ声出るの?それが心配」てゆわれて「覚えとけよコンニャロー!」て思った話
・第一声「まいど」て速水さん
・収録の際緊張しすぎて9時間くらいスタッフの誰とも会話をしなかった坂本さんの話。小野坂さんの「あれ、ガンガン無視される」に笑
・キャスト、監督紹介の際手をひらひらさせてた先生~
・「あれいいね着メロだね!」「てゆーかスタッフが真綾ちゃんのファンすぎるんですよ」
・お気に入りシーンはそれぞれH.Tが流れるあのシーン、電球ころころと最後のケプラーのセンスの無さ、嘔吐、光と色、牧師の登場、酒場のシーン(ウエスタンウエスタン!)
・「また12年後にお会いしましょう、もっと早くてもいいけど」
・「銀魂なんてねぇ、たいしたことないんですよ」「そんなことないよ!俺今集英社に世話になってるから絶対そんなことないよ!」
・自閉症の子の話
うぅん浮かれ過ぎていてイマイチ覚えていない詳細なレポは余所で読もう。ちょっと笑いすぎて涙出ました~ところで速水さんは牧師の時より速水さんの時の方がいい声な気がするのはどうしてだ。