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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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黒衣の刺客

時代劇…!衣装・建物・美術、身の危険を感じるほどの夜の闇とそれを照らす火の灯り、たっっぷりの間…!ぜいたく!

どの場面でも墨を落としたようにぽつんと目立つ黒衣の隠娘。スーチーさんに重力を感じさせない凄腕刺客とかやらせたい気持ちは分かるいいよね…着地の音がしない…ちょっと日本の時代劇っぽいとゆーか、あんまり切り結ばず抜刀術で一瞬で決着つくような感じがかっこいい。

幾重にもかかった沙の向こうに音もなく立ってる隠娘に夢だったのかな?てなる。黒澤明の映画だったらここで血がびゃー!て出るなって思ったところが2回くらいあったけどそんなことにはならなかったえっやさしい…めっちゃ矢当たってくんのに…敵の放つ矢ってなんであんなめっちゃ当たってくんのかな…FFTとかも高低差とか障害物とか関係なしにガスガス当たってくんじゃん何でだよこっちの矢はがんがん障害物に遮られんのによ…

相も変わらずべらぼうな美男子ながら残念な役どころチェン・ジャンさん、このままではちょっとダメな王様のイメージがついてしまう


監督:ホウ・シャオシェン


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