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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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キング・アーサー

邦題から「聖剣無双」の文字が消えたことがまっこと悔やまれる、カメラさんが寄って引いて周回してのお馴染みながいりち先生の画風で、アーサーがエクスカリバーを振るうと風圧ぶわん!で敵を一掃するアクションほんと無双みたいだったヒュー楽しーい!

よくも悪くもがいりち節とゆーか、今まで見たなかで一番悪趣味で、一番はじけててうるさい印象。「大切なひとを失う」シーンの演出の露悪さ。ぎゅわぎゅわカメラワークと上滑りするほど主張の激しい音楽(かっこいいけど)、人殺しの目をしてるのにいまいち活躍しきれないヒロイン(女の子撮れるようになったんじゃなかったのかよ先生)、対称的に執拗に美しく撮られてるジュード・ロウ(エイダン・ギレンもなかなか)、結果と仮定をばらばらに見せる構成、早口言葉みたいな会話。けれど特筆すべきは

特大のクリーチャーと触手ちゃんが出てくること

これは新しい!素晴らしい!やれば出来るじゃないですか先生!(なにさま)大蛇ちゃんと触手ちゃんちょうかわいかっこよかったですやったーありがとうございます!
あと怪我の痛そうなメイク。片目腫れてまぶたがふさがってる描写が二回もあって好感。

ハナムパイセンは頭から終いまでずっと歩き方から立ち方までヤンキーで、お約束の「鉄パイプを壁や地面にあてて引きずりカラカラ音をたてて移動する」をエクスカリバーでやってくれる分かってる加減でした。王冠が似合わねえのなんのってパイセン!でも好きですパイセン!

メモ:やたら目を惹くジョージ役のアジアンはトム・ウーさんてゆーひと
アーサーはジョージにあんた全然老けねえなどうなってんだよって言ったりすると思う



監督:ガイ・リッチー
音楽:ダニエル・ペムバートン


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