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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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スパイダーマン ホームカミング

それは大変だ!てすげー実感して思ったのは「中にアイス入ってんだけど」のとこ

トニーやったじゃん(開口一番)親愛なる隣人、スパイダーマンは破壊された現場から住人と猫を救出してくれる、規模がどれほど小さくとも、敵がどれほど大きくなろうとも。盗まれた自転車を取り返してくれるような律義さで。
若さ、幼さ、未熟さ、実直さ、優しさ、誠実さ混在の15歳の少年が何と魅力的であることよ。あの声で助けて!て焦った色で言われると心配のあまり死にたくなるので何もかもから遠ざけておいしいものでも食べてて欲しいけど、あの子は行かなきゃ、て行ってしまうのだ…くそうかっけーなヒーロー…

ヴァルチャーのデザインがかっこ良すぎる何あれちょうかっこいい…アメリカの先住民ですよって訂正されてしまうとか、あーゆー身の上のひとがヴィランなのアメリカだなーて思った。トニーは彼を見てない。怒りの正当性はともかく現状に怒ってたひと、リベラルの視界に入らなかったひと。クラスメイトたちの言動やデバイスの使い方もそうだけどキャラクターがすごく「今」な感じ。

大人は子どもにそれぞれ正しいと思ったことを言う、学校行けよ俺みたいになるぞ、バカなまねはするなよ、電話に出なさい。認めてほしい子どもの反発と背伸びと、自分たちの人生からこぼれてしまったものをこの子には持っていてほしいと願う大人たち。最初に対峙した敵がヴァルチャーであったことも含めて、新生スパイダーマンは守られていると感じたし、大人たちの子どもを守りたいとゆー姿勢を感じた。MCUに参戦してもこの姿勢は引き継がれるといいな。

監督:ジョン・ワッツ
脚本:ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー、ジョン・ワッツ、クリストファー・フォード、クリス・マッケーナ、エリック・ソマーズ
音楽:マイケル・ジアッキーノ

原題:Spider-Man: Homecoming



※ホームカミングは映画アイアンマンと似てるんだけどずらして作ってるような気がしたのでアイアンマン見返したくなった。スーツに試行錯誤・身近な敵・飛行機・決着・記者会見でオープンにする/しない。高いところから見るトニーと、地元密着なピーターの相違。


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