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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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ラビング 愛という名前のふたり

法廷劇になるのかと思ってたら全然違った、れんがをひとつひとつ積み上げるような、一組の夫婦の過ごした当たり前の暮らしを描いた話だった。誰も声を荒げない、夫婦喧嘩もない、法律を変えるかもしれない裁判の当事者とは思えないほど、つつましく美しい姿。

自分不器用ですから…てゆーのが全身から滲みでるジョエル・エドガートンのたたずまいよ…でもミルドレッドをちゃんとエスコートするし、妊娠したと告げられて喜び、出産は義母宅がいい・故郷に帰りたいと望まれれば危険をおしても叶え、不安があっても取材を受けるというミルドレッドを強く止めることはしない、彼女の選択を否定しないで側に立つのな~このひと妻を愛してるんだなってひしひしと伝わってくる。さすが(ひいき)もう行かないと、て言いながら離れがたくてぎゅーと抱き合ってるのかわいかった。常にどこかしらぺたぺた触れあってる夫婦

警察官さんとかよくそんなひどいこと言えるよな相手よく見て言葉選べよ妊婦さんだぞってゆーのは2017年の価値観であって、警察官さんにしたら相手よく見て言葉選んであんなこと言ってるんだよな…しんどい…分かってほしいのはただひとつ、愛しているということだけなのに。

監督、脚本:ジェフ・ニコルズ
音楽:デビッド・ウィンゴ

原題:Loving


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