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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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パーソナル・ショッパー

サスペンスかと思ったらなんかかわいい感じのホラーだった。
Tシャツにセーターにスニーカーでも、ハイ・ファッションにドレスアップしても、紙箱を蹴る、バックを無造作に投げる、荷物抱えてパスポート口にくわえる、行儀悪いクリステン嬢が美しくて最高。iPhone画面に羅列されるテキストの今どきの子っぽさ。

人生のポーズのボタンを押してるひとが好きなので、兄からのコンタクトを待って、震えて泣いてルイスルイスっていつまでも立ち止まってるモウリーンとてもいじましかった。何もかも受け身で、何も見逃すまいとしてるのに、何も受け取れない。

「待ちくたびれた」モウリーンが華やかに、美しく、別人になりたい(もう待ちたくない)と誘惑に引きずられ悪意ある存在につけこまれるが、ルイスが彼女を守り、パリを離れてやっとメッセージを受け取る(もう待たなくていいよ)話、だと思ったんだけど、どうだろう。解説欲しい。

監督、脚本:オリビエ・アサイヤス

原題:Personal Shopper


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