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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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悪魔のいけにえ

さようならトビー・フーパー監督。

今見ると全っ然スプラッタぐしゃー!て感じではなくて驚く。「ハンマーで殴打する」鈍器が肉にインパクトする場面はあれど、杭やチェーンソーが肉に直接食い込むシーンはほぼなく、レザーフェイスさんがてきとうに動かしてるだけ。血がびゃー!と飛びちることもない。冒頭のナレーションからただひたすらに不穏で、不条理で、不安感をあおる。

グロテスクな描写よりもレザーフェイスさんの猪突猛進な問答無用さ(即・斬!)、ソーヤー一家の不条理さが、怖いとゆーより「ショック」
レザーフェイスさんが叫ぶ女にびくっとしたり、グランパの頭にチュッチュしたり、コックが電気代もバカにならないからな!て電気を消しに戻ったり弟たちの不始末を叱ったり、グランパが全然お仕事ヘタになってたり、コミカルに描かれているのも得体の知れなさと嫌悪感を高める。何よりあのチェーンソーの音!すごいな~ホラーに必要なのは血ではない…

監督:トビー・フーパー

原題:The Texas Chain Saw Massacre


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