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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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パージ:大統領令

まずこのポスターからして最高じゃない?パージを体験するためにツアー組んで外国からやって来た旅行者の一団がワシントンやリンカーン、自由の女神の仮装をしてアメリカめ!死ね!とかやってるこの悪趣味極まりないセンスよ。今回は全体的にみんなかなり調子に乗って全力でふざけてきてて楽しい、車全体を電飾でデコるとかよく思いついたな?

チョコバー・ガールズのマザファッカぶり、教会で殺人を聖なる行いのごとく賛美する牧師さんの倫理観逸脱っぷりなど、やべえ顔するひとのやべえ顔の演技がヤバい(語彙とは)カメラにつばが飛ぶほどの熱演に脱帽だぜ、あんたが一等賞だよ。パージを謳歌する者がちゃんと憎たらしいので、容赦なく車で轢かれたり散弾銃ブチこまれたりするとひゅー!てなる。

うすい唇をぽかんとあけがちなグリロさん演じるレオはわりと序盤で被弾するしスタンされるし護衛対象を奪われるしでけっして無敵のヒーローではないんだけど、敵に背後から忍び寄るとき誰も見てないのにくちに指立ててしー、てしてたのでなんかもうオールオッケーです。前作に引き続きよく生きてたな。

1がパージの夜を乗り越えるある家族の話、2は様々な思惑と事情を持ってパージの夜を過ごす住人達の話、今回はパージの夜を終わらせたい側と、続けたい側の話だった。いい区切りのつけ方だったんじゃないかな~テレビドラマ化も楽しみ楽しみです。

監督、脚本:ジェームズ・デモナコ
音楽:ネイサン・ホワイトヘッド


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