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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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ELLE エル

ううーん難しい!どう解釈したらいいのかいまいち掴みきれない…うーんうーん…

ぼんやりと思うのは、ミシェルは加害者になりたかったのかな、とゆーこと…周囲はそうと思わないけれど、ずっと被害者だった人生。父親がしたことによって生き方を左右されてきて、母親は忠告もきかず若い恋人に入れあげ、息子は乳母役をしてくれた親友の方になついていて、その嫁はちょう気性激しくて敵対心むき出し。旦那は彼女に手をあげ、離婚後は若い女と親密になり、親友の夫はミシェルを気遣わずに体を求めてくる、そしてレイプ…タフに自由に生きているようでいてずっと他者にコントロールされてきた人生の舵を取り戻したかったのかな…とかぼんやり…うーんうーん。最後に残ったのが「息子」と「親友」とゆー、彼女が自分で選んで側に置いてるものなのが少しホッとする。

「目をくりぬく」て表現が印象的。現場を見つめる猫の目、写真に撮られた少女の眼差し、冷たい温度のミシェルの目、観察する視線…あの目で断罪されるのを想像したら、死にたくなるのも無理はないかもな…こわい…圧倒的ユペールさま…

ところでレイプ犯の家族の台詞にお、おお…てなった…ミシェルの行動はトンでもなように見えるけど、本当に邪悪で闇が深い生き物のおこないは彼女の比ではない…

監督:ポール・バーホーベン
脚本:デビッド・バーク
音楽:アン・ダッドリー

原題:ELLE


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