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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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KUBIO クボ 二本の弦の秘密

まばたきすらしてはならぬ!

わーすごーいこれ全部ストップモーションなの~?みたいな感動はもはやわき起こらない、フツーにCGアニメーション映画を見た気分で本編後メイキングを見て

はー!?バッカじゃねーの!?(褒めてる)

バッカじゃねーの!?(ちょう褒めてる)



気が遠くなるメイキング


てなるとこが本題なんじゃねえのか。人形に命を吹き込む「月からきた魔法使い」たち。

画面構成や色彩がいちいちアクションRPGみたいで、このゲームやりたいな~てわくわくした。折れずの刀奪取戦なんかプレステのコントローラー欲しかった〇ボタン連打!
お話の構成に関しては、前半クボと母上の不思議な力の夢いっぱいな表現に時間割き過ぎて後半すごい慌ただしく伏線回収した気がして配分…てちょっと思った。母子の絆に対して「お父さん」はみそっかすにされがち。

ところで最終バトル後の月の帝の処遇が、あんなの殺されるより残酷だよなと思ってうひゃあってなった。「思い出」を失ったからの器に偽の記憶を刷り込む善なる者たち。優しいひとになることがそのひとの為になると思ってやってる。クワガタの記憶を奪った月の帝も確かに残酷だが、インセプションまではしなかったじゃん…こわい…ライカそーゆーとこある…

顔に傷のある「何かが欠けた」登場人物たち、忘れてしまったほんとうのこと、ほんとうの物語が語られ、語り継がれた英雄はひとびとの記憶に生き続ける。長い長い時間をかけて、やっと結末まで語られた話だった。

監督:トラビス・ナイト
脚本:マーク・ハイムズ、クリス・バトラー
音楽:ダリオ・マリアネッリ

原題:Kubo and the Two Strings


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