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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

「今どきボードゲームなんか誰もやらねえよ」とゆーカスタマーレビューにお応えし、あのジュマンジが一夜にしてビデオゲームにジョブチェンジ!

その意気や良し!

時代のニーズを読み解き生き残るために変化・適応化していくジュマンジの姿勢、見習っていきたい(見習うとは言ってない)

現代の一軒家にジャングルの生物がやって来た!な地獄絵図ぶりはだいぶナリをひそめ、ビデオゲーム化により全体的な難易度が格段に下がっている印象。ゲームオタクがいるので概要の把握が早く、NPCによるシステム説明やヒントの提示があり、つなぎのムービーが入り、ライフ制度の導入により上限はあれど死んでもやり直しがきく。何よりクリアすることによりゲーム内で経た時間がリセットされる。これは大きい。アレックスの件はとてもホッとしたけど同時に

ゲームマスターはアラン・パリッシュ(ロビン・ウィリアムズ)に謝れ!

とも思った。それ出来るんなら最初からやってあげてくれよ!

「自分はこーゆー奴」と思っている高校生4人が、それぞれ自分と正反対のアバターを介して、自分のキャラじゃないこと、自分には出来ないと思っていたこと、必要もないと思っていたことを体験し、「私/俺/僕ってこんな一面があるんだ」「あんたイケてんじゃん!」「君は神ってるよ!」とどんどん相互理解を深め、自分で無意識に決めていた枠を超えていく姿が青春映画そのもので見てて元気になる。そいつNPCだから何話しても無駄だ!とか音楽切り替わったから今やべー奴だ!とかこのイベントクリアできるのは誰のスキルだ!?とか、ゲーマーならわくわくしてしまう要素もてんこ盛り。ジュマンジといえば動物と思っていたので、その要素が少なかった気がしてちょっとだけ残念だけど、楽しくて丁寧で優しい話だった。女子高生の心を持つジャック・ブラックが100点満点。

監督:ジェイク・カスダン
脚本:クリス・マッケーナ、エリック・ソマーズ、スコット・ローゼンバーグ、ジェフ・ピンクナー
音楽:ヘンリー・ジャックマン

原題:Jumanji Welcome to the Jungle


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