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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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ランペイジ 巨獣大乱闘

ロックさまは「ロックさま」とゆージャンルになりつつあるのか…結束バンドを引きちぎり、施錠されたドアを蹴り破る、あまつさえ銃で撃たれてどてっ腹に穴開いてんのにぴんぴんしてて「死んだんじゃなかったの?」て思わず訊いたヒロインに「致命傷じゃなかった」って答える。

はい皆さんご一緒に、「致命傷じゃなかった」

すげーなそんなことってあるかよ!でもロックさまだからな!とゆー説得力(?)すげーなー。トム・クルーズとかだと銃撃戦になっても弾の方が避けていくけど(個人の感想です)ロックさまは弾が当たっても致命傷じゃないから大丈夫なのだ。ゴイスー。

動物が巨大化して街を人を襲いまくる映画をわたしが嫌いになれるわけないなってなもんで大変楽しかった。予告の段階ではキバ増しましワニさんが気になってたんだけど、本編を見たら巨大狼ちゃんが予想をはるかに超えて良かった。体長9mの巨躯がジャーンプ!かーらーの飛膜で滑空!は思わず歓声を上げたくなるほどのかっこよさ。尻尾を振って針を飛ばす遠距離攻撃もできる間合いの自在っぷり。あの子vsジョー・マンガニエロさんのシーンもっと見たかったな~とてもよかった。大きくかっぴらいた猛獣の口の中をカメラで正面からとらえる映像の尊いことよ。

けれどこの巨大動物たちの画がかっこよくキマればキマるほど死んでしまった時の悲しみもひとしおだった…今作は人間がそれぞれひどい死に方をするのでヤバイwwヤバイwwてキャッキャしながら見ていたんだけど動物も同じくらいひどい死に方するので監督あなたはわたしの敵か味方か…!て釈然としない思いが残った。「カリフォルニア・ダウン」の冒頭で切り立った山道を運転中にもかかわらずバッグからペットボトルを取り出して飲んだりスマホをいじったりする女子で見ているこっちをハラハラさせた監督なのでたぶんこの悪趣味さはわざとではないのかな…いい趣味していやがるぜ…ワイデン弟を逃がしてやる時のラッセル(ジェフリー・ディーン・モーガン/エロいおっさん)とかめちゃめちゃいい笑顔だったじゃねえか…悪役の死をエンタメとして描くの最近見なかった気がしてちょっとびっくりしたぜ…


イケメソアルビノゴリラジョージ役のジェイソン・ライルズさんは「Godzilla: King of the Monsters」でキングギドラの声役が決まっているそうで、アンディ・サーキスみたいにその道のひと!になっていくのかな~と楽しみ。ゴリラ二人のブロマンスもよいものでした。

監督:ブラッド・ペイトン
脚本:ライアン・イングル、カールトン・キューズ、ライアン・J・コンダル、アダム・スティキエル
音楽:アンドリュー・ロッキングトン

原題:Rampage


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