忍者ブログ

忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ピーターラビット

でもこれはそーゆー映画じゃねえから!て冒頭で自ら言い切る親切。

今度は戦争だ!

ピーターのお父さんがパイにされるシーンや、人間vs動物のガチンコ殺し合い描写(アレルギー物質の投与とかあいつらマジで殺しにかかってきてる)の徹底ぶりが大変よろしい。
惜しむらくはピーターとトーマスが争いを過熱させた動機であるお隣さんビアがまったく魅力的に感じなかったこと。隣人の畑への食害被害を知っていながら「ここはもともと彼らの土地、ウサギはかわいくて無垢」と見てみぬ振り、恋に夢中になって雨宿りしようとするピーター達に気づかず、自分の絵にいたずらされたと思えばなんてひどい子なの!と締め出す。こ、こいつ…マクレガーさんの畑はウサギに荒らされてもいいけど自分の描いた絵ダメにされたら怒るのかよ…お前をミートパイにしてやろうか…
田舎に住むものとしては害獣による食害被害に胸を痛める一方でなんでこの女にピーターもトーマスも一生懸命になっているのかよく分からなかったよ…いつもこ、このクソアマ…みたいな役を全力投球してくれるローズ・バーン…

ドーナル・グリーソンさんすごく頑張った…神経質で嫌な奴かと思いきや実はけっしてそうではないいや確かにめっちゃ変わってるけど…!て微妙なラインを好演。橋の上でベンジャミンの入った袋を見るあのためらいや、子どもや彼にはピーターの声が聞こえるあたりお里が知れる。「宇宙飛行士を目指す少女はこの角度に気づくぞ」って台詞の「今」っぽさよ。

監督:ウィル・グラック
脚本:ロブ・ライバー、ウィル・グラック
音楽:ドミニク・ルイス

原題:Peter Rabbit


にほんブログ村 映画ブログへ
PR

コメント