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忘れることを前提に

観た映画メモ。ネタバレに配慮しないよ

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ワンダー 君は太陽

Choose kind…!
5年生の子どもに混ざってまばたきもせずにゲームに興じるオーウェン・ウィルソンがまさに適役。

ヴィアとミランダのパートの方がなんだかグッと来てしまった、両親が弟にかかりきりだからどんなに内心複雑で孤独を感じてても「しっかりものの姉」「弟の親友」の仮面を咄嗟に被っちゃう長女。パパもママもフォローはしようとはするんだけどカバーしきれない。ヴィアが演劇で熱演出来ちゃうのは普段から「演じて」いるからじゃないのか…ミランダが演劇やってみようって思ったのもサマーキャンプで「演じた」からじゃないの…何でも忌憚なく話せるのはお互いしかいなかったのにすれ違って距離を置いてしまうガールズ…

僕だって学校にチューバッカが来たらじろじろ見ちゃう、てオギーが言う通り、我々は自分たちと極端に違う存在に戸惑う。その時に「親切」を選べるかどうか。 ”ordinary” の星に降り立った宇宙飛行士オギーは奇異の目で見られるけれど、最初のひとりが親切にするとそれが徐々に広がっていく。オギー自身の変化は始まりと終わりでそこまで大きくないと思うし、周囲の子もべらぼうに大きく成長したわけでもないと思う。ひとりで困っている子に声をかけることが出来るかどうか(カンニングのお手伝いも含む)単純だけど勇気がいる一歩を子どもたちが踏み出す姿が頼もしかった。「自分の意見をはっきり言う」教育がされてるんだな…て洋画を見ると思う…

監督:スティーブン・チョボウスキー
脚本:スティーブン・チョボウスキー、スティーブ・コンラッド、ジャック・ソーン

原題:Wonder


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