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何度目だオリエント急行の殺人!
世界規模でオチが筒抜けになっている話を懲りずに再映像化するチャレンジ精神に驚嘆するぜ!
まあでも「あれ犯人ヤスだよ」的にネタがバレてる話をそのまんまやってもつまんないってんで、ポワロがすごい髭の、わりと動ける、正義か悪しかねーから!中間とかねえし!てゆー極端なやつになっていたり、トリックはあっさりだったり、「多用な国の、多用な人種が乗っている寝台特急」の描写が強調されていたり、アクション要素があったりしている(華麗な回し蹴りかますセルゲイ・ポルーニンさん!)。すごい髭のポワロが動物の糞をうっかり踏んでしまって「片足だけだとバランス悪いから」ってもう片っぽの足でも踏むシーンとかもうそれだけで何度目だオリエント急行の殺人なフレンズは
こ、このポワロいつものと違うな!?
て分かる。差別化のこころみ。好きか嫌いかは別として。はじめましてのひとにはふんふんポワロってこんな感じなのねってなると思う。多分。知らんけど。
列車が舞台で空間に制限があるので車両を駅側から横スクロールで撮ったり、天井からの視点で通路や客室を撮ったり、橋の上に停車した車両を下から上へと撮ったり、撮り方が面白いなと思ったシーンがいくつか。歩く速度のひとを追いかけ、追い越すカメラさんのいい仕事。かと思えば最後の晩餐みたいなカットがあったりしてびっくりする。いいところはたくさんあるのに振り返ってみるといまいち釈然としない…ケネス・ブラナーとはなかなか分かり合えない…
監督:ケネス・ブラナー
脚本:マイケル・グリーン
音楽:パトリック・ドイル
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
原題:Murder on the Orient Express
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オリエント急行の殺人の映像化はデヴィッド・スーシェの「名探偵ポワロ」のやつがとても好きなのでどうしても比べてしまう、てのが釈然としないあれかもしれない。名探偵ポワロはいいぞ…流した涙も凍るような極寒の冬景色の中に置きざりにされるような何とも言えない気持ちになるよ…名作…

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